2012/12/01

廃棄物対策推進員の施設見学会

昨日(11/30)、金沢市から任命されている廃棄物対策推進員のごみ処理やリサイクルについての理解をより一層深め、ごみの正しい分別や推進員の活動に役立ててもらうことを目的とした施設見学会が開催されました。
千坂校下では任命されている2名の推進員が参加しました。
市役所前を9時30分に出発し、最初は金沢市西部環境エネルギーセンター(東力町)に向かいました。
今年3月に完成した西部環境エネルギーセンター
本施設は138億円を投じてダイオキシンなどの有害ガスの除去率を高めるなど、公害防止に万全の処置が採られ、ごみ焼却に伴い発生する熱を利用し、効率の高い発電を行うことで、循環型社会に寄与する施設となった金沢市が誇る素晴らしい施設です。
施設の概要等について受講
施設概要の説明を受け、2グループに分かれて館内を見学しました。
ガラス越しに発電設備を見学
制御管制室
設備の制御は昼夜2交代2人体制でこのコントロールルームで行われています。
本施設は一般市民に見学できるように配慮されているので、是非一度訪れてみてください。
この見学を終え、富山市エコタウンに向かいました。
昼食は新湊きっときと市場に寄り道しました。
新湊きっときと市場
広大な空き地の真っただ中にその市場があります。関西方面からの観光客で賑わっていました。
レストランきっときと亭
氷見ぶりのさしみが人気だが、時間がかかるのでご注意を。
昼食後、富山市エコタウンに向かいました。
富山市エコタウン位置・概要図
エコタウンの一角に位置するエコタウン交流推進センターでタウン全体の説明を聞きました。
受講模様
ごみのリサイクル企業7社がこのエリアに集積され、富山市エコタウン産業団地が形成されています。富山市のリサイクル事業重視施策に感嘆するとともに、このような関連企業が集積する産業団地が民家に隣接していることも、一般市民の理解があればこそ設置ができたと感心するところです。
団地内は非常に広大で、バスで移動しながら2社を巡りました。
プラスチックごみリサイクル処理場
生ごみリサイクル処理場
どの施設も大規模なもので、国内でも最先端技術が導入されています。
特に驚いた施設では、生ごみを発酵させてメタンガスを製造し、企業に売却しているシステムでした。
処理する生ごみは分別不要、設備が自動的に仕分けする機能を有しており、今後、全国各自治体で本方式が導入される見込みとのことでした。
本施設見学をとおして、たかがごみ、されどごみの思いが強くなりました。

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